2024.12.02

塩ビパイプが回転マシンに！？

いつもコーセイのホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
本日ご紹介するのは、こちらです。

なんだと思いますか？？

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正解は、エアシューターに使われる回転装置です。

エアシューターの中を「気送子」と呼ばれるカプセルが通過する際、そのルートを変更するのにこちらの回転装置が必要となります。
写真右側を軸として回転することで、気送子の行く先を変更するという仕組みです。

こちらの塩ビ管の中を、管の径より少しだけ小さいサイズの気送子が、空気圧で通過します。
気送子は塩ビ管を通れるギリギリのサイズなので、直線寸法はもちろん曲がり部分の具合をより真円に近づけることが重要になります。

またこちらは既成の機械や部品に繋げるため、リングや板などの付属物の寸法・位置・角度もかなりシビアに作成しました。
大口径の管を曲げることが得意な弊社ですが、曲げるだけでなく、その他板物の切削加工、溶接加工なども承っております。

↑ヘリサートタップの空いた部品の取り付け

↑予めNCルーター抜きした部品をパイプの曲がりに合わせて微調整し、寸法に合わせて溶接加工

塩ビ管と聞くと、一般的に排水等で使用される場面を想像される方が多いかもしれません。
実は、塩ビ管は腐食に強く薬液耐性もあり、このように排水だけでなく工場内における配管や設備機械などでも幅広く使用されています。

橋梁排水全般を得意としておりますコーセイは、「設計→加工製作→取付工事」まで一貫して、グループ会社内で連携し承っております。
また、橋梁排水を通して培った加工技術を用いて、プラント製品の製作もお受けしております。

他にも、日々面白い加工品のお問い合わせをいただいております。
塩ビをはじめ、樹脂加工全般についてはお気軽にご相談ください。

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