2025.11.21

【らいふほいくえんお砂場製作記】 第１弾 「お砂場枠製作編 ～初挑戦をみんなでカタチに～」

いつもコーセイのホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。

ライフク本社1階には、認可外保育施設「らいふほいくえん」があり、地域の方や弊社社員のお子様をお預かりしております。
昨年末に造設した園庭では、天気の良い日には園児たちが元気に駆け回る姿に心温まります。　

　らいふほいくえん：https://life-hoikuen.jp/

そんな らいふほいくえん で、子どもたちに喜んでもらえるために、何かできることはないか。
保育士を始め、技術事業部社員が考えました。

これまでの園庭にはコンパクトな置き型の砂場が設置してありましたが、ありがたいことにお預かりする園児の人数も増えてきており、手狭に感じておりました。
そこで、ライフクの技術を活かし、より大きな砂場を自社工場でゼロからオーダーメイド製作することにいたしました。

ライフク技術事業部が保育士たちと話し合いを重ね、力を合わせて製作した過程を3回に分けてご紹介したいと思います。
今回は、第１弾 「お砂場枠製作 ～初挑戦をみんなで形に～」をご覧ください。

●パイプ加工
まずは塩ビパイプを、砂場のサイズに合わせてカット。
塩ビ用の接着剤を使ってパイプと継手を組み合わせ、長方形の枠を作ります。

●板加工
NCルーターを使って、塩ビの板を切削加工します。
カットした板は枠のレベル出しと型枠の役割を担う部分と、組み立てて保育士さんが腰掛けられる椅子を作るのに使います。

★NCでの加工について、後日詳しく発信させていただきたいと思いますので、ご一読いただけますと幸いです。

●椅子の組付け
カットした板を溶接して組付けし、椅子を作ります。
写真は、子供たちが触っても怪我をしないように、溶接で出来た不要な部分をトリマーで仕上げているところです。

そしてこの椅子、こだわりポイントがあるんです。
お砂場が完成したらお伝えしますので、お楽しみ…

●溶接
先ほどパイプで作った枠に切り込みを入れ、NCルーターで抜いた塩ビの型枠を差し込み、さらに溶接することで強度を高めます。

●ダイノックシートの貼り付け
グレー一色の塩ビパイプを可愛らしく仕上げるため、木目調のダイノックシートを貼り付けていきます。
一発勝負の地道な作業。少しずつ丁寧に貼っていきます。

●椅子＋枠の組み付け
シートを貼り終わった枠の四隅に椅子を組付け、ペンキで塗装をしたら、お砂場の枠は完成です！

自社工場で保育園の遊具を作る初めての試み、第1弾いかがでしたでしょうか。

ライフク技術事業部は、お客様のご要望をオーダーメイドでカタチにします。
これまで挑戦したことのない分野にも、自由な発想で積極的に取り組み、ゼロからのものづくりでお応えいたします。
まずはお気軽にお声がけください。
私たちがお客様の理想を叶えるお手伝いをさせていただきます。

今回は工場内での製作風景をお届けしましたが、次回は園庭での作業をご紹介します。
お楽しみに！

【お問い合わせ】
052-799-3134（本社）
052-799-3138（技術事業部）